設立時について

【企業理念】継続は力なり

1970年の創業から55年、現在に至るまでスタジオじゃっくが歩んでこられたのは、アニメーション美術背景会社の老舗としての自信と信頼だと思います。
その礎には、高い技術力とみずみずしい発想力を持つ弊社スタッフ達がいたからです。
それと合わせ、創業55周年を迎えることが出来た成功の一因に挙げられるのは、創業当初から弊社の基本理念である「継続は力なり」を実践した結果だと確信しております。
苦しい時もスタッフ皆で力を合わせ、何とかしてやり続ける。何事にも努力を惜しまず、立ち止まることを考えず、常に邁進していく姿勢は、創業社長の鈴木森繁から八村博也へ引き継がれ、現在に伝わる株式会社じゃっくの基本理念であります。
これからも私達『スタジオじゃっく』は、「継続は力なり」の基本理念を掲げ、次の50年もさらなる飛躍をしてまいります。

代表挨拶

2013年に代表取締役に就任しておかげさまで何とか『スタジオじゃっく』の看板を守ることができております。
思い起こせば色々なことがありましたが、1番の出来事は絵具で描く手描き背景からデジタル背景に変わったことです。デジタル化は私達アニメーション業界にとって大きなメリットもありましたが、正直デメリットも多かった様な気がします。最近の学生達の間では絵具を使ったことがない方も多いそうです。当然私は手描きで育ったのでデジタルに移行するには大変な苦労がありました。現役を退く大きな理由にもなりました。
一方、会社にとってはデジタル化の恩恵で労働環境の改善を図れたメリットもありました。視聴者様のおかげでこれからもアニメ産業は益々発展することでしょう。
これからこの世界に入ることを目指している若者達に一言添えたいと思います。デッサンやスケッチ等、手描きの絵を大切にしてほしいということです。絵の基本はデッサンやスケッチにあると思います。
是非、1日1枚絵を描いてください。
絶対役に立つと思います。

代表取締役 金村勝義

こだわり

弊社では、作品ごとに変化する背景のスタイルに対応出来るように、多彩な才能を持ち合わせた美術監督を育ててまいりました。
制作プロデユーサー様や監督からのご要望に合わせ、作品に合う美術監督を用意することができます。
それと背景のキャパシティについても14タイトル前後をこなせるキャパシティを維持しております。

設立時について

スタジオじゃっくは、アニメーション、ゲーム等の背景美術を手掛ける会社です。
手塚治虫氏設立(1961年)の株式会社虫プロダクションから1967年に独立、東京都保谷市(現西東京市)にアニメスタジオ株式会社ジャックを設立し動画部、背景部を設置 (代表者は故・坂本雄作氏)そして1970年弊社の前身である株式会社ジャックより独立して社名ジャックを継承して平仮名のじゃっくとして美術背景専門の有限会社じゃっくを鈴木森繁、八村博也の両名が設立。2人から始めた会社も次第にスタッフが増え、一時は45名を超える大所帯になりました。1997年創業社長鈴木森繁永眠。同年八村博也が代表となる。2013年代表取締役社長金村勝義就任、八村博也代表取締役会長就任。2015年八村博也代表取締役会長を退任、相談役就任。2016年組織変更して株式会社じゃっくとし現在に至る。

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